こんにちは!
みなさんご存知の通り、元号が平成から令和になりましたけど
「令和」という言葉がどこから出たのかってご存知ですか?
万葉集…でしょ?
そう!日本最古の歌集、万葉集だよ!
ねぇトミー、万葉集の実物って見たことある?
見たことないよ!
(そんなすぐ見れるような代物じゃないでしょ)
それがね、今の期間だけ
富谷市の民俗ギャラリーに展示してるらしいよ!
え〜!!そうなの!?
ちょっと見てくるね〜!!
万葉集を見に「民俗ギャラリー」に行ってみた
ということで、万葉集を見に「富谷市民俗ギャラリー」へ行ってみました。
地図でいうとここ↓
富谷市まちづくり産業交流プラザTOMI+という施設の3Fにあります。
特別企画展
常時展示されているわけではなく、
2/22〜3/22まで行われる特別企画展で
「万葉集」と「日本書紀」が展示されています。
日本書紀まであるっっ
普段は宮城県図書館に貯蔵されている書物ですが、一般公開はされていません。(貴重古典籍収蔵庫に保管されているので、一般図書のところにはない)
展示されている万葉集を見ましたが、奈良時代末期に成立されたと言われている、日本最古の和歌集が目の前にあるんですよ?
テンションだだ上がりで「すごい!」としか言いようがありません。
教科書でしか見られない物だと思ってた〜
約1300年前の書物が江戸時代に写本され、それを時を越えて見ることができるなんて!!
文章内には、梅以外の花の記述もあるので香りを含んだ情景まで思い浮かべることができました。(是非現物を見てみてほしいです)
日本書紀と同時期に作られた、墨書土器ぼくしょどきも展示されている
それと、同じ頃(8世紀後半)に作られたといわれる「墨書土器」も展示されています。(富谷市の白鳥遺跡から出土された「漢字」の書かれた土器です)
- 720年日本書紀成立
- 724年多賀城築城開始
奈良時代に、律令制支配の拠点として築かれた城柵
- 750
〜
799
(8世紀後半)白鳥遺跡稼働官衙として機能
※今でいう市役所的な場所
墨書土器を見るとわかりますが、
奈良時代の富谷にも、役場的な場所があったみたいです。
詳しく知りたいときは、
民俗ギャラリーにいる学芸員さんに聞いてみてね
新型コロナウイルス感染症対策で休館中
こんな素晴らしい特別企画展が開催されていたのに、
3/3〜3/17までは民俗ギャラリーも休館になってしまいました。
ですので、3/18〜3/22の5日間だけが万葉集を見られるチャンスのようです!!
せっかくの機会ですし、皆さんも歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
万葉びとのことば〜万葉集と日本書紀〜
場所:富谷市民俗ギャラリー
住所:宮城県富谷市富谷新町95
期間:2/22〜3/22(3/3〜3/31まで休館)
時間:9:30〜16:30
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌火曜日休館)
料金:富谷市民、小中学生は無料(市外の方 大人100円、高校生50円)
「万葉びと」は「奈良時代の人」って
イメージから造られた造語だよ♪