こんにちは!
今日は、富谷市が注力している
(仮称)富谷宿観光交流ステーションの
古民家部分と、土蔵部分への出店者の公募についてのお話です。
そもそもみなさん、富谷宿って知っていますか?
約400年前(元和6年(1620年))に、交通政策と物流拠点整備の為に伊達政宗公の命を受けて創られた、奥州街道の宿場町です。
富谷市の発展の原点とも考えられています。(地区でいうと、今はしんまちと呼ばれるところ)最近よく、広報とみやに同封されているかわら版。この歴史の濃い地区の活性化についての活動が記録されています。
2019年8月14日の河北新報ONLINE NEWSにも、市長の言葉としてこのように書かれていました。
若生裕俊市長は「開宿400年に向けて市発展の原点となったしんまちの活性化を図り、市の魅力創出につなげたい」と述べた。
河北新報ONLINEより引用
そんな宿場町に、新たに「観光交流ステーション」を作ろうとしているんです!
建設場所
現在、宮城県最古の酒蔵である内ヶ崎酒造。
その向かい側に、
分家である「内ヶ崎醤油屋」の跡地があります。
そこが、(仮称)富谷宿観光交流ステーションの場所です。
元々醤油や、味噌を作っていた工場跡地ということで
敷地内には、味噌醤油業に欠かせない樽がたくさん残っていました。
観光交流ステーションということで、世代や地域の内外を超えた交流を生み出す過程で「文化や歴史」も共有したいということで、全て新しく作るのではなく、この樽も取り入れたうえで活用するデザインになるみたいです。
富谷市公式HPにある、
(仮称)富谷宿観光交流ステーション概要(令和元年12月11日、富谷市企画部企画政策課発行資料)
の2ページ目、施設配置概要イメージ図にもちらほら樽が描かれています。
出展者募集
施設は、
から成り立つようです。
内ヶ崎作三郎ってね、吉野作造と仲が良くて
みやぎの「大正デモクラシーの3羽カラス」と呼ばれた富谷市の偉人なんだよ〜
今回募集されているのは、
改築後の古民家と土蔵の出店者です(クリックすると募集要項に飛びます)
広さや、募集店はどんなお店?
【古民家】1棟貸
49.68㎡(15坪)
1F:24.84㎡
2F:24.84㎡
【土蔵】1棟貸
88.32㎡(26.7坪)
1F:44.16㎡
2F:44.16㎡
両方共、物販や飲食等の制限はなく、古民家・土蔵の利活用を提案し、出店する事業者を募集しています。
しかも坪単価は5,000円/月だそう…
坪単価5,000円!?
テナント代としては、かなりお安いかと思います。(別途共益費等ありますけど…)
※出展者負担工事等もありますので、詳しくは出展者募集要項をチェックしてくださいね。
近くには古民家をリノベーションした、おしゃれなcafeもありますので、そんな雰囲気のお店が増えるのかなと思うと嬉しいです。
募集締め切りは
2020年1月31日!
とても趣のある古民家と土蔵なので、どんなお店が入るのか今からわくわくします。
開業予定
開業予定は、令和2年の10月です
市民としては、この(仮称)観光交流ステーションがどんな施設になるのかとても興味があります♪
古民家・土蔵での事業に興味のある方は、是非お申し込みください。
そうそう。今は(仮称)だけど、
名称もきっと「公募」されるんじゃないかな?
ということで、この施設についての進捗はとみやーでも追っていこうと思います。
楽しい施設になると良いですよね♪
それではまた!